『シャネルの言葉』嫌悪感をエネルギーに変えて新しいものを生み出す。

シャネルと言えばみなさんご存知の世界的ブランド。

その創設者である、ガブリエル・シャネル(通称:ココ・シャネル)

激動の時代を生きた女性ココ・シャネルが残した言葉たちに解説が添えられて掲載されている本書ココ・シャネルの言葉

女性が社会の表に出て活躍する事が少なかった時代にそれまでの常識を打ち破り次々に新しいスタイルをつくりだした。

正直シャネルというブランドは知っていたけど、その創設者であるガブリエル・シャネルの事は全く知らずに手にした本書。

偶然コンビにで、表紙の力強いシャネルの目に惹き付けられて手に取ってしまった。
そんなココ・シャネルの言葉を読んで感じた事を。

人と違う事を恐れず、むしろそこを強みに変える。

当時では珍しい女性のデザイナーとして地位を確立したシャネル。

男性デザイナーが多い中で、女性にとって本当に着心地の良い服を目指してモノ作りに取り組んだ。

「女だから・・・。」

と、諦めるのではなく、その立場を強みに変えていった。

まわりと同じ事で安心感を覚える人もいるでしょうが、これからの時代より個人が自分自身の人生について考え行動していく時代に変わっていく。

他人と違う事が自分の強みに変わる瞬間それを見逃さず恐れず自分はこれだと胸をはれるのか・・・。

うむ。

改めて自分の身に置き換えてみると、シャネルが歩んだ道ってすごいな。

他人と違う事をすれば批判や批評は付きもの。

そこに少しでも理解して支えてくれる存在がいるのか。

それも行動に移せるかどうか大きな差に感じる。

そういう仲間というか自分自身の良き理解者をこの地球上で一人でもいいから見つけ出せたら、人生ってかなり豊かになるんだろうな。

生きる喜びのない生活よりも大失敗を選ぶ

みなさんはいま生きている事に喜びと生きがいを感じますか?

何もしなくてもご飯を食べて眠って何となく生きていく事は出来る。

生きる意味ってなんだろうとか考えだすと途方のない旅が始まってしまうけど、その日その時、生を実感して生きている喜びを感じているか、そして自分が何に対して生きる喜びを感じるのか。

56歳で一度メゾン・シャネルを閉めて、スイスで隠遁生活をはじめたシャネル。

ただ生きている事に嫌気がさして再び71歳で業界にカムバック

そして死ぬその時まで働き続けた。

人生の成功と失敗なんて何を基準にするかのよって変わる。

シャネルは世間一般でいう成功者であり、お金にも困らない生活をおくりながらも、その生活に嫌気がさして、周りになんと言われようとも自ら第一線に復帰した。

失敗する事だって考えられただろうけど、何もしないで過ごす日々よりも失敗する方がましだとすら言っている。

人生で何を大切にするのか。

「生きている実感」

世間的な成功や名声なんてものより、自分自身の人生の充実感が何より大きな価値がある。

シャネルはセンスもあり、才能もあったからこうやって世間から脚光を浴びる立場だけど、これは一般庶民である自分自身も心に刻みたい事だ。

劇的な人生を歩みいろいろな経験をしたシャネルだってそのことに気がついたのは、一度リタイアしてから数年経ってから。

そう思うと、

「人生とは・・・。」

なんていう話は壮大すぎていまの自分にわかるわけがない。

そんな不明確な事で悩むよりも、自分の心の向かう方へ一歩一歩歩みを進めるしかないよね。

好きよりも嫌いを意識する

「好きなものなんですか?」

っていう質問されることって多いけど、

「嫌いなものはなんですか?」

って、人に聞く事ってあまりないですよね。

何かが好きという気持ちで取り組むエネルギーも力強いものだけど、反対の何かが嫌いという気持ちもすごいエネルギーに変わるんだなと、シャネルの生き様をみて強く感じた。

自分の嫌いをエネルギーに変えてそれを変革していく。

嫌悪の感情に真っ向から向き合っていく。

やりたい事がみつからなくて悩んでいる。

なんていう人も世の中多いだろう。

そんな時は、

「好きな事をして生きる」からちょっと離れてみて、

「嫌いなことをしないで生きる」ってのを試して欲しい。

自分のしたくない事、嫌な事ってなんだろう。

と、心に問いかけてみる。

好きな事が無い人でも、嫌いな事、嫌な事は何かしらあるはず。

それをまずしない生活をはじめてみると、日常が心地よくなるかと。

周りの声や社会の常識にしばられずに生きるっていう言葉はかっこいいし憧れる。

その分、孤独感やプレッシャーも相当なものだったのだろうなと感じるリアルな言葉が掲載されているココ・シャネルの言葉

ここまでの生き様を貫き通すことができる人はなかなか稀だろうけど、人生を全力で生ききった1人の偉人の言葉は、説得力と力強さを感じる。

ついついシャネルというブランドの品を手に取ってみたくなる気持ちにさせられてしまった。

徹底的に自己をプロデュースして、宣伝塔としての役割もはたしたココ・シャネル。

死んでも尚、ブランドへの貢献をし続けるココ・シャネルという存在。

というかこの場合、それを有効に活用しているのは現存するシャネルというブランドか。

ではでは。

ひろし。